先日「YouTube(ユーチューブ)」が音楽配信サービス業界への参入を表明し、「Spotify(スポティファイ)」や「AWA(アワ)」などといった企業が戦々恐々とする中、最大の競合相手となるであろう「Apple Music(アップル ミュージック)」が曲名認識アプリ「Shazam(シャザム)」をおよそ40億ドル(約4,545億円)で買収するというニュースが浮上している。
2000年にロンドンで創業した「Shazam」は、昨年2016年9月の時点で10億件以上のアプリダウンロード数を記録していたが、2014年頃から売上高は下降していたようだ。そこに目を付けた「Apple」が、iPhoneに搭載されるSiriの技術発展に期待し、今回の買収に動き出したと言われている。現時点で「Shazam」は「Spotify」やアメリカの「Snap(スナップ)」とも業務提携しているため、この買収によって「Apple」が今後の音楽ストリーミング界の流れを支配することは否めないだろう。果たして、「Apple」は他の競合会社を寄せ付けずに一人勝ちを成し遂げることができるのか、今後もその動向に目を凝らしながら公式発表の時を待つとしよう。
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Source: HYPE BEAST