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英国ロンドンを拠点とする市場調査会社「Untold Insights」が最近行ったリサーチの結果、Z世代とミレニアル世代の大多数は生活費の増加のために、“持続可能な買い物をする余裕がない”ことが判明した。同社は英国に住む16歳から40歳までの約1,000人を対象に、アンケート調査を実施。その結果、参加者の96％が物価高騰による生活費の増加が原因で、環境に配慮した買い物ができないと回答。所謂“SDGs”を掲げるブランド/メーカーの商品は、彼らの自由にできる予算からかけ離れた価格帯で販売されていることが多く、53％の回答者が「持続可能な商品よりも手頃な価格帯の商品を優先して購入する」と答えている。Z世代よりも高い消費力を持つミレニアル世代は、調査対象者のうち43％が気候変動に関する議論に積極的に参加し、地球環境を考慮したライフスタイルを整えていると回答。さらに、彼らの52％が「“グリーンウォッシング（*環境配慮をしているように上辺だけ装いごまかすこと）”だとみなされるようなブランドからはあまり購入しない」と答えており、Z世代においても45％が同様の回答をしている。Z世代は特に環境問題に対す…
