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イタリアの自動車メーカー「Ferrari(フェラーリ)」は3月16日(現地時間)、モロッコ・マラケシュのエル・バディ宮殿で行われたクライアント限定のエクスクルーシブなイベントにおいて、4人乗りクーペ Roma(ローマ)のオープンモデルとなるRoma Spider(ローマ スパイダー)を発表した。洗練されたデザインと優れたパフォーマンスを兼ね備えたこの最新モデルは、1950~60年代の喜びにあふれたシックなイタリアン・ライフスタイルを現代的に再解釈して誕生した。まず特筆すべきは、ルーフにソフトトップを採用していること。このソリューションを使うフロントエンジンモデルが「Ferrari」に登場するのは、1969年発表の365 GTS4以来、実に54年ぶりとなる。最大の特徴は、5層構造のファブリックを使用したソフトトップであり、洗練された専用ファブリックやアクセントのステッチを含め、パーソナライゼーションのオプションが豊富に用意されている。リトラクタブル・ハードトップに匹敵する音響快適性に優れる同機構の機能面を見ると、最高60km/h走行時にも稼働することが可能で、開閉時間はわずか13.5秒。…