イタリア・ミラノを拠点とする名門ルイージ・ボッコーニ商業大学とのニュープロジェクトを発表したビッグメゾン〈Gucci(グッチ)〉に多額の脱税疑惑が浮上しているようだ。
現地紙『La Stampa』によると〈Gucci〉がここ複数年にわたってイタリア事業での売り上げをスイスで申告し、13億ユーロ(約1,740億1,500万円)を脱税したと疑っており、もうすでに本社及び、イタリア国内のオフィスに社宅捜索が行われたとのこと。同ブランドはこの件に対し、「我が社のミラノ及び、フィレンツェのオフィスが地元税務警察による捜索を受け、当局に全面的に協力しています。そして、事業の合規性と透明性に自信を持っていることをここで表明いたします」と声明を発表している。
2014年には、同じく世界屈指のビッグメゾンである〈Prada(プラダ)〉が10年間にわたり、売り上げを外国で申請していたとして4億7000万ユーロ(約629億1,300万円)の返済を当局より命じられ、昨今ではファッション業界のみならず、「Apple(アップル)」が3億1800万ユーロ(約428億6,700万円)、「Google(グーグル)」が3億600万ユーロ(約409億6,000万円)などといったビッグカンパニーからも徴収を行なっているそうだ。なお、現在「Amazon(アマゾン)」や「Facebook(フェイスブック)」にも捜査のメスが忍び寄っているとの噂も出ているので、今後の進展から目が離せなくなるであろう。
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Source: HYPE BEAST