ここ最近で大幅な人事改革を行なっていると報じられているアメリカの『GQ』。『Business of Fashion』のレポートによると、『GQ』におよそ40年間在籍し、アメリカのメンズファッションを牽引してきたクリエイティブディレクターJim Moore(ジム・ムーア)までもが、現在のポジションから退くことが明らかになった。クリエイティブディレクター・アット・ラージとして、プロジェクトベースで雑誌に参加するため「Condé Nast」社に籍は置くものの、Mooreに代わり、現『GQ』スタイルエディター・イン・チーフを務めるWill Welch(ウィル・ウェルチ)が、2018年1月よりクリエイティブディレクターの座に就くとのこと。
Mooreは『BoF』のインタビューに、「私には編集長Jim Nelsonの存在がとても大きく、彼が私をあらゆることに必要とし、全ての号に携わらせてくれていた」と話し、「雑誌を代表する大使のような存在になれたことはとても良かった。私が続けるためには、やりたいこと、つまりビデオシリーズを続けるというのはすごく大切なことだった。教えるということは私にとってものすごく重要なことなんだ」と続けた。『GQ』への100%の注力はなくなると思われるものの、「関わる続けられることは楽しみ」と語るMoore。同時に、「違ったブランドやフォトグラファーたちとコラボレーションできることを心待ちにしている」と述べ、『GQ』以外のプロジェクトへの意欲も示している。『BoF』のインタビューは、「私はこの雑誌とこの会社にとても忠誠な思いを持っている。GQの精神はこれからもずっと私の中にあるだろう」という言葉で締めくくられている。
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Source: HYPE BEAST