HYPE BEAST
10月26日(現地時間)、ドイツ政府は少量の嗜好用大麻の購入と所持を合法化する法案を閣議決定した。今回の法案は個人に対し、認可済みの店舗や薬局を通じて乾燥大麻の購入を上限20〜30グラムまで認めるといった内容に。成人であれば、個人消費用に大麻草を3株まで自家栽培できる。また、認可を受けた国内事業者は大麻の栽培と製品の製造が可能となり、売り上げには税金が課される。なお、大麻関連の広告は禁止とされており、パッケージなどは質素なものにとどめるべきとのこと。ドイツ連邦共和国保健大臣であるKarl Lauterbach(カール・ラウターバッハ)は記者会見で「現状では法的枠組みが不十分であるために闇取引が横行し、犯罪を助長している」と指摘。司法相のMarco Buschmann(マルコ・ブッシュマン)は自身の『Twitter』で、「(合法化によって)製品の品質が向上し、国民の健康を保護することにつながり、法執行機関の負担も減って重要なことに集中できるようになる」と今回の法改正について説明した。今後、欧州連合と国会の承認を得る必要があり、可決されれば2024年には法制化となる見通しだ。Click h…
続きを読む>>ドイツが嗜好用大麻を合法化へ