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エナメルをポップにユーモラスに料理したアクセサリーブランド、メドの展示会がはじまります。

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どんなクリエイティブを作るにしろ、大事なのはユーモアだと思うわけです。「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」ではないですが、ド直球で大真面目なスタンスではなく、ちょっとひねっていてかつ着地がポップだったら最高だなと、我々は常々考えています。

前置きが長くなりましたが、札幌を拠点に活動している〈メド(MEDO)〉はそういったムードをビンビンに感じさせるエナメルアクセサリーを発表しているブランドです。「伝統工芸をユーモアのあるデザインで現代的に」がコンセプトで、ヤマダカズユキ&ミヤコの2名でものづくりをしています。

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エナメル、つまり七宝焼の技法そのものは紀元前にも遡ると言われている伝統工芸技法なのですが、あまりかしこまらずに気軽につけたくなるようなアクセサリーにという思いでデザインし、ひとつひとつを手作りしています。

そしてこの度、松陰神社のカルチャーハブ的な書店「ノストスブックス(nostos books)」にて展示会が開催されます。テーマは「LoveとTheft」。ボブ・ディランのアルバムタイトル「Love and Theft」からの引用です。直訳すると「愛と盗難」、つまりオマージュ、トリビュート、サンプリングということです。

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特徴を乱暴に言うと、とにかく“かわいい!”ということなのですが、それだけではなく、〈メド〉のアクセサリーからはカルチャーへの深い愛情とリスペクトを感じるのです。そうでないとこうしたオマージュは成り立ちません。加えて、アクセサリーの背景として選んでいる写真のセレクトのセンスが最高なんです。

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また、今回は同じく札幌を拠点に活動するイラストレーター、ハトホタテとコラボレーションしたライン「ホタテーランド」も同時展開。

ハトホタテのイラストをもとにエナメルのブローチを作成するという、正真正銘の共同作業。これ以上相性のいいコラボレーションはありませせんね。札幌のイベントではすでにお披露目されていたようですが、東京で開催する個展としては初めてだそう。

前述しましたが、〈メド〉のアクセサリーはすべて手作業で制作しているため、同じ物を制作しても微妙な個体差が生まれます。厳密にいえば、一点物ということですね。キャップやバッグ、シャツなんかにさりげなくつけていると、めちゃかわいいのではないでしょうか。

Text_Ryo Komuta


MEDO「LOVEとTHEFT/ホタテーランド」
期間:12月2日(土)〜12月17日(日)
会場:nostos books
住所:東京都世田谷区世田谷4-2-12
営業:12:00~19:00 水曜定休
電話:03-5799-7982
m-e-d-o.com
Instagram:medo_enamel

ハトホタテ
ハトでもホタテでもないハトホタテ。
シール集めを熱心に、近頃はイラスト描きも精力的に、つめに絵を描く『つめ絵』も前のめりに、北海道をベースに色々な活動をしております。
hatohotate.tumblr.com
Instagram:_____hotate

Source: フィナム

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