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WWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)の会長兼CEOであるVince McMahon(ビンス・マクマホン)は、取締役会が同氏の不正行為疑惑を調査している間、会長兼CEOとしての責務から退くことに同意した。この調査は、Vinceが合意の上で不倫関係を持ったとされる元従業員に300万ドル(約4億円)の口止め料を払ったとの疑惑をめぐって行われたもの。このスキャンダルの第一報を報じた『The Wall Street Journal (ウォール・ストリート・ジャーナル)』紙によると、1月に元従業員との間に締結された別離契約には、Vinceとの関係を外部に漏らしたり、彼を中傷する発言をすることは出来ないとういう内容が記されていたようだ。WWEは、今回の件が明るみに出たことによりVinceが自発的に責任ある地位から身を引いたと述べ、娘のStephanie McMahon(ステファニー・マクマホン)が暫定的にCEOと会長の任に就くとの声明を出した。Vinceは今回の不祥事に対して直接的には回答していないが、調査への完全な協力を約束し、「結果がいかなるものであれ、それを受け入れる」と誓った…