CEOであるElon Musk（イーロン・マスク）は先日、「Tesla（テスラ）」が1.9秒で0から時速60マイルの加速を可能にするスポーツカーを開発中と公言。しかし『Bloomberg』のレポートはからは、そんな同社が加速スピードよりも気にすべき数字が発表された。それは、この電気自動車メーカーが過去12ヶ月の間に1分間で8,000ドル（約90万円）という大金を浪費しているらしいという報告。そしてこの消費速度を続けると、来年の8月6日頃には同社のキャッシュを全て使い切ってしまうという計算になるそうだ。さらに同社への利益を生み出すとされているModel 3の生産コストが値上がりしているというレポートも存在するが、投資家たちはそこまでの焦りを見せいていない様子。
しかしMusk氏が発表した最新のプランでは、購入者たちに製品料金の前払いを求める内容が含まれており、Roadsterへの予約金は50,000ドル（約557万円）、企業向けの中型トラックに関しては5,000ドル（約55万円）と設定されている（ちなみにトラックは2019年になるまで生産がスタートしない）。『Bloomberg』のKevin Tynan（ケヴィン・ティナン）は、「彼らがあと10ヶ月持とうと1年続こうと、彼（Elon Musk）は今すぐに金が必要なはずだ」と語り、2018年半ばまでに「Tesla」は20億ドル（約2,230億円）を工面しないといけないだろうと予測している。
1分間で8,000ドル、すなわち1時間に48万ドル（5000万円強）をどうやって消費するのだろうか？スケールの規模が大きすぎて具体的に想像できないのが正直なところだが、そんなバブリーな「Tesla」のピックアップトラックをまたチェックしていないみなさんはこちらの記事を振り返ってみよう。
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Source: HYPE BEAST
