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6月11日(現地時間)、ドイツにある「Leica(ライカ)」の本社屋『Leitz Park(ライツパーク)』で行われた“Leitz Photographica Auction(ライツ・フォトグラフィカ・オークション)”の20周年記念回にて、同ブランドが1923年に製造したという試作カメラが史上最高額となる1,440万ユーロ(約20億円)で落札された。このカメラは「Leica」が一般の市場に流通する前の1923年に製造された0-Seriesと呼ばれる試作モデルであり、23台のみ存在するという。今回出品されたのはそのうちの1台で、No.105のナンバリングが施され、「Leica」の発明者と言われているOscar Barnack(オスカー・バルナック)の私物であったという特別な逸品。オークション開始前は200〜300万ユーロの落札価格が見積もられていたものの、結果的には予想を大きく上回ることに。「Leica」の貴重なヴィンテージモデルを取り扱う『Leica Camera Classic』のマネージングディレクターであるAlexander Sedlakは、本オークションを終えて以下のようなコメ…