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3月9日(現地時間)、「RIAA(アメリカレコード協会)」が2021年の音楽産業収益報告書を公開。この報告書によると、アメリカ国内におけるアナログレコードの売上が前年比61%増の約10億ドル(約1,180億円)を記録し、1986年以来の最高の売上高を達成したことが明らかになった。アナログレコードの需要は近年ますます高まっており、2020年にはアメリカで1986年以来初めてCDの売上を超えたことが大きな話題となった。先述の通り、2021年の報告書からもアナログレコードは引き続き好調な売上をキープしていることが分かる。またCDについても、昨年の売上は前年比21%増の約5億8,400万ドル(約690億円)を記録し、2004年以降では初めて増加。一方で、デジタルダウンロードでの売上は約5億8,700万ドル(約694億円)にとどまり、前年比で12%減少した。音楽業界全体の収益は、前年比23%増の約150億ドル(約1兆7,734億円)を達成。そのうちストリーミングが総収益の83%を占め、アナログレコードやCDといったフィジカルメディアは11%、デジタルダウンロード4%となっている。Click he…