HYPE BEAST
『HYPEBEAST』で幾度となく取り上げているように、ここ数年の『ポケモンカードゲーム』の世界的なブームは異常とも言えるほど加熱している。特にこのコロナ禍において、その人気は衰退するどころかますます加速する状況に。アメリカでは、今年2月にミネソタ州のゲームショップで25万ドル(約2,880万円)相当の『ポケモンカードゲーム』が盗まれるという事件が発生したばかりだが、最近またもや同カード絡みでショッキングな出来事が報じられた。「アメリカ合衆国司法省(U.S. Department of Justice)」の報告書によると、ジョージア州で中小企業を営む31歳の男性が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によって自社の経営が悪化したと嘘の報告をし、政府から得た救済資金(*85,000ドル)をもとに57,789ドル(約668万円)もするレアな『ポケモンカードゲーム』の1枚を購入したという。問題のカードは、1999年に製造された英語版『ポケモンカードゲーム』の最初のパックであるBase Setの1st Edition(初版)の“シャドウレス”のリザードンで、状態は“Gem Min…