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フランスが誇るラグジュアリーメゾン〈Cartier(カルティエ)〉が、アメリカの老舗ラグジュアリーブランド〈Tiffany & Co.(ティファニー)〉を営業秘密侵害で提訴したことが明らかになった。『Bloomberg』の報道によると、今回の問題のきっかけとなっているのは、〈Tiffany & Co.〉の従業員であるMegan Marino(ミーガン・マリノ)という人物。彼女は以前〈Cartier〉で働いており、退職前に同社のハイエンド・ビジネスに関する機密情報をダウンロードし、新たな雇用主である〈Tiffany & Co.〉に提出したと報じられている。Marinoは〈Tiffany & Co.〉で1,000万ドル以上の価格帯で販売されている1点物の高額商品ライン “ハイジュエリー”コレクションの仕事に関わっていたという。〈Cartier〉は今回の件について「競争力のある情報を盗用するというTiffany & Co.の不穏な文化に風穴を開けました」と語っており、競合ブランドの企業体質を痛烈に非難した。一方、〈Tiffany & Co.〉の…