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1月3日(現地時間)に「Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)」が、フル充電で1000km以上走行可能なEVのコンセプトカー VISION EQXXを発表した。1年半前より、ブランド史上最も高効率な自動車を目標に、長距離旅行に利用できるEVの開発を開始した「Mercedes-Benz」。今回、世界初公開されたVISION EQXXは、本ブランドの持つ最新のデジタル技術、「フォーミュラ1(F1)」で培ってきた開発スピードを駆使し、実際の交通状況を想定した独自のデジタルシミュレーションで100km走行あたり10kWh以下のエネルギー消費量を実現。この数字は、「Mercedes-Benz」における既存の車種の中でも電力消費効率のいいフラッグシップEV車 EQSと比較しても6割高い水準となる。また、車体そのものの軽量化を図るため、マグネシウム製ホイール、アルミニウム合金製ディスクブレーキなど、軽量かつ丈夫な素材を用いたパーツを採用。さらに、空気抵抗の少ない流線形ボディ、転がり抵抗の少ないタイヤなど、電力消費率の良さを実現するための工夫を随所に施している。さらに、ルーフ上部には太陽光発…