HYPE BEAST
〈Nike(ナイキ)〉が、ブランドのアイコンとも言えるAir Force 1を模倣したとして、人気スニーカーカスタマイザー John Geiger(ジョン・ガイガー)を提訴した法廷闘争は、Geigerの控訴によって、泥沼化の一途を辿っている。去る1月に〈Nike〉は、デザイナー Warren Lotas(ウォーレン・ロータス)の手掛けたスニーカーがDunkの海賊版であると主張し、製造元であるカリフォルニア拠点のメーカー「Lalaland Production」を商標権侵害で提訴。それに続いて、GF-01をデザインしたGeiger、同じく製造元である「Lalaland Production」に対しても訴訟を起こした。提訴を受けた8月にも〈Nike〉の訴えが不当であるといった旨の声明文を『Instagram』にて発表したGeiger。元〈Nike〉のメンバーとしても知られる彼は、「Nikeは過去10年間、私や(スニーカー)コミュニティ内の多くのクリエイターからインスパイアされ、恩恵を受けてきたはずと感じています。(今回の提訴については)コミュニティのみんなが私のために声を上げてくれたので、…