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先月、サウジアラビア政府系ファンドに買収されたことで突如として“世界で最も裕福なクラブ”となったイングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド。しかし、今シーズンに入ってから11試合0勝6敗5分で降格圏の19位に沈む厳しい状況に立たされており、潤沢な資金とは裏腹に早くも2部降格の気配が漂っている。そんな中、“補強第1号”として43歳のイングランド人 Eddie Howe(エディ・ハウ)の監督就任が発表された。よっぽどのフットボール好きでない限りEddieについて存じ上げないだろうが、端的に説明すると2012-13シーズンに当時3部だったAFCボーンマスの監督に就任すると、わずか4年でクラブ史上初となるプレミアリーグ昇格へと導き、それから5シーズンも同リーグを戦った敏腕指揮官だ(2019-20シーズンに降格が決まり解任)。現在、プレミアリーグでは同監督が見出した選手が多数活躍しており、アーセナルの新守護神 Aaron Ramsdale(アーロン・ラムズデール)のほか、ニューカッスルに所属するCallum Wilson(カラム・ウィルソン)とRyan Fraser(ライアン・フ…