HYPE BEAST
デトロイト出身のラッパー Big Sean(ビッグ・ショーン)が、2007年から所属していたKanye West(カニエ・ウェスト)改めYeの主宰する「GOOD Music(グッド・ミュージック)」からの脱退を発表した。Big Seanは2005年の16歳の時、当時働いていたラジオ局に訪れたYeに対し「ちょっとだけラップを見てもらいたい」と話しかけ、優しいYeが「ラジオ局を出るまでの16小節だけなら」と返したところ、予想外のうまさに10分間も聴き入ってしまったことから連絡先を交換。その後、「所属しているアーティストが多すぎるから君とは契約できない」と言われながら2年間もYeにビートを送り続けた結果、見事「GOOD Music」との契約を勝ち取ったという逸話がある。このようにBig SeanにとってYeは人生の救済者であり、これまで「GOOD Music」を通して5枚のソロアルバムをリリースしてきたが、ビジネス的観点から袂を分かつことを決意。10月29日(金)にリリースされたHit-Boy(ヒットボーイ)とのコラボEP『What You Expect』が自身のレーベルからの第1弾作品にな…