HYPE BEAST
ボクシング元世界6階級制覇王者 Manny Pacquiao(マニー・パッキャオ)が、噂されていた2022年5月のフィリピン大統領選への出馬を正式に表明した。現在42歳のフィリピンの英雄は、8月に約2年ぶりの現役復帰戦を戦っていたが、実は同国で2010年より下院議員を、2016年より上院議員を務めているバリバリの政治家。今回の大統領選への出馬は、現職のRodrigo Duterte(ロドリゴ・ドゥテルテ)大統領と対立する与党内の派閥の指名を受け入れる形で、Pacquiaoの国内での圧倒的な人気を利用する狙いだ。9月19日(現地時間)に開かれた派閥の会合でPacquiaoは、「私はリングの中でも外でも常にファイターであり続ける。指導者として挑戦する準備は出来ている。(Duterte大統領の汚職問題に触れ)国のお金を盗み続けている政府の関係者は、間もなく刑務所に入ることになるだろう。これで終わりだ」と宣戦布告。なお、フィリピンでは大統領の再選が禁じられており、最有力候補にはDuterte大統領の長女が挙げられている。本業のボクシングについては、9月21日(同時間)にフィリピンの歌手 Ton…