HYPE BEAST
もはや“完全復活”と言っても過言ではないほどの盛り上がりを見せた2022年春夏シーズンのニューヨーク・ファッションウィーク。依然、アジア圏などからの参戦は少なかったものの、ファッションウィークの醍醐味の1つでもあるオフランウェイも活気を取り戻していた。コロナ直前のファッションウィークはテーラード一辺倒という印象だったが、激動の1年半を経て、ややその色は薄まり、今季は総柄もしくはそれに準ずるド派手なパターンが人気を博していたようだ。中でも〈KAPITAL(キャピタル)〉をはじめとするスマイリーマークをあしらったデニムピースが支持率高め。そのほか、ワーク系やスタジャンといったカジュアルなアウター、ランウェイも開催した〈THOM BROWNE(トム ブラウン)〉のセットアップなどが多く見受けられ、〈Telfar(テルファー)〉や〈COACH(コーチ)〉などの小型バッグを愛用する男性も多かった模様。足元は男女問わずスニーカーが第1の選択肢であることは変わりないようで、王者〈Nike(ナイキ)〉のインラインからコラボモデル、〈Reebok(リーボック)〉〈adidas(アディダス)〉〈Rick …