ファッション誌やInstagramを見ていて、「最近の若い子はお洒落だな」と思うのは日常茶飯事のことだが、その中でも一際異彩を放つファッションアイコンがいる。YOSHI。古着から老舗ドメスティック、HYPEな現代ストリートブランドまでを巧みに着こなす可能性に満ちた14歳は、同年代のみならず、すでに国内外の一流ブランドからもモデルに抜擢されたりと引っ張りだこな存在だ。
そんなYOSHIと『HYPEBEAST』が初めてミートアップし、単独インタビューを敢行。さらに本稿では〈Raf Simons(ラフ・シモンズ)〉や〈UNDERCOVER(アンダーカバー)〉、〈NUMBER (N)INE(ナンバーナイン)〉などの入手困難なアーカイブを扱う新ショップ『EMPTY R_ _M Archives』がYOSHIをモデルに起用したエディトリアルルックも独占公開。中学生ファッショニスタが、自身の将来の夢やスタイルインスピレーションなどを語るインタビューは、以下からご確認を。
ー ファッションに興味を持ち始めたのはいつ頃?
全国大会に出場するほどミニ四駆が強かったんだけど、そのミニ四駆仲間で〈Rick Owens(リック オウエンス)〉や〈Yohji Yamamoto(ヨウジ ヤマモト)〉を着ている人がいて。その人のスタイルを「かっこいいな」と思ってから、ファッションにのめり込むようになりました。最初は『Right-on(ライトオン)』とかで買い物をしていたけど、次第に新品よりも古着の“奥行き”に魅力を感じるようになっていって。行きつけは、地元の『十条古着 GBM』です。ここに通い始めたのが12歳ぐらいだったんだけど、この時は「モデルをしたい!」なんて全く思ってなかったですね。
ー 今はファッション業界からクローズアップされることも多いと思うけど、きっかけは?
13歳の時に『“SOMETHING & ASSOCIATES” c/o OFF-WHITE™ TOKYO』のオープニングパーティに招待してもらったんですけど、その時にインダストリアルベルトを首に巻いていったらVirgilが「Sick!!」と言ってくれたんです! しかも、そこで一緒に撮った写真を〈Off-White™️〉のInstagramに載せてくれて……。そこから今のように色々なところでお仕事をさせてもらえるようになったので、Virgilなしに今の僕は存在しないです。本当に感謝しています。
ー それから〈Helmut Lang(ヘルムート ラング)〉のキャンペーンにも抜擢されたよね。
いきなりデザイナーのShayne Oliver(シェーン・オリバー)からInstagram経由で「モデルやってもらえないかな?ニューヨークに来ない?」ってメッセージが来て、本当にびっくりしました!
ー 好きなブランドは?スタイリングの参考にしている人とかもいる?
今は〈COMME des GARÇONS HOMME PLUS(コム デ ギャルソン・オム プリュス)〉と〈Yohji Yamamoto〉。川久保玲さんと山本耀司さんは、僕のスタリングのインスピレーションソースでもあります。でも『十条古着 GBM』の店長と、『十条古着 GBM』の常連の集まりで紹介してもらった彫金もやっている地元のバーの店長も本当にかっこよくて。パンクスタイルはYESBØWYの影響です。そこからDavid Bowie(デヴィッド・ボウイ)が好きになりました。
ー 将来の夢は?
今はできるだけ長くモデルをやりたいけど、いつかデザイナーになりたいですね。純粋なものづくりはもちろんですけど、広義でクリエイターとして活動できたら理想的だなと思っています。そのために、はハットとかリングのデザインを独学でやっていて、最近はミシンも買いました!
ー 一緒に働きたい人は?
YOON(ユン)さんとVERBAL(バーバル)さん! 英語を勉強したら、Virgilとも仕事してみたいです。
上記のインタビューにもあるとおり、YOSHIはVirgilのフックアップで一躍ファッション業界に名を馳せた。その彼の当日のスタイリングを捉えた『”SOMETHING & ASSOCIATES” c/o OFF-WHITE™ TOKYO』のオープニングパーティの様子は、こちらからプレイバック。
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Source: HYPE BEAST