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北米では今夏“1,000年に1度”のヒートドーム現象が発生

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近年の地球温暖化の影響によって、世界中で記録的な猛暑が続いている。既に多くのメディアが報道しているが、北米では今年6月から7月にかけて“ヒートドーム”と呼ばれる現象が発生した。このヒートドーム現象は、大気圏の高気圧が流れ込み、暖かな空気が地面に向かって押し寄せることで始まる。地面に押し付けられた高気圧は垂直に広がり、その他の気象配置の進路を強制的に変化させる。これによって風や厚い雲でさえも抑えられ、熱波が同じ一帯に数日以上とどまることに。このような停滞する高気圧が加熱中の鍋の蓋のように機能する現象をヒートドームと呼ぶ。この現象が約1カ月にわたって北米大陸の太平洋岸北西部で続き、各都市で気温が史上最高を更新した。特にカナダ・ブリティッシュコロンビア州リットンでは観測史上最高気温となる摂氏49.6度を記録し、7月1日(現地時間)には山火事に見舞われて村の約90%が焼失する事態に。そして現在までにカナダで570人、アメリカでは194人がこの猛暑によって死亡している。「National Oceanic and Atmospheric Administration(NOAA:アメリカ海洋大気庁)…

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