サッカーの長い歴史において、史上最高金額での移籍を果たした“290億円の男”、Neymar（ネイマール）がメディアの標的になってしまうのは、ある意味仕方のないことでもある。無論、バロンドール候補らしいスーパープレーもクローズアップされる一方、最近ではウルグアイ代表ストライカー、Edinson Cavani（エディンソン・カバーニ）との間で起こったPK/FKのキッカー論争が取り上げられたことも記憶に新しく、その名前が報道されない日の方が少ないのではなかろうか。
そんな25歳の若武者が、今夏に移籍したばかりのパリ・サンジェルマン（PSG）加入をすでに後悔しているのではないかとの情報が。Neymarは度々バルセロナへの訪問が伝えられているが、『La Portería』によると、本人はPSGの監督であるUnai Emery（ウナイ・エメリ）の練習方法や長時間のビデオミーティングに不満を抱き、古巣での生活を恋しく思っているという。しかし、Emery監督は「Neymarにはここでプレーする高いモチベーションがあり、さらなる成長を望んでいる。どの選手からも不満の声は聞こえないよ」と報道を一蹴しているほか、Neymar本人も同じく今夏チームに加入した若手、Kylian Mbappé（キリアン・ムバッペ）に対して、「彼とはMessiと同じように共演できる。でも彼はまだ若いし、僕は彼の成長を助けたいと思っているよ」とコメントするなど、未来を見据えた前向きなコメントを残していた。また、ピッチ上でもチームメイトとゴールを祝福する姿も見られるので、恐らく、今回の報道は度重なるバルセロナ訪問を逆手にとったものと捉えるのがいいだろう。
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Source: HYPE BEAST
