去る10月18日(水)、「Amazon Fashion Week TOKYO 2018 S/S」内で取り組まれた、日本で活躍するデザイナーにグローバルな基盤を提供するスペシャルプログラム“AT TOKYO”の一環として〈BlackEyePatch(ブラックアイパッチ)〉がブランド史上初となるランウェイショーを開催した。会場となったのは都内屈指の高級住宅地である渋谷・松濤の一角に佇む『観世能楽堂跡地』。
“謎のステッカー集団”とも度々称される〈BlackEyePatch〉は、デザイナーなどの情報が一切公開されていない謎多き存在ながらも、“東京”をアイデンティティーとした様々なプロジェクトで国内外から注目を集めつつある気鋭ストリートウェアレーベル。マーチャンダイズ的なアイテム作りを経て、2015年秋冬シーズンよりフルラインアップでのコレクションを展開している。そして今回『HYPEBEAST』はその〈BlackEyePatch〉初となるショーの裏側に潜入。開演前に観客に耳栓が配られるという異例のショーは旧車會「GIMATAI」によるバイクの空気をつんざくようなエンジン音とともにスタートし、ブルーやレッド、オレンジ、イエローといったビビッドなカラーパレットを用いたグラフィカルなアパレルアイテムが妖艶な音楽と共にランウェイを彩った。
また、モデルには現代の東京ストリートシーンにおける注目人物たちを複数起用。ヒップホップシーンに造詣が深いことでも知られる俳優の上杉柊平、KANDYTOWNのIO(イオ)やGOTTZ(ゴッツ)、ミュージシャンjan and naomiのJan(ヤン)、都内を中心に活動するスケートクルーのKP TOKYOの面々らがランウェイに登場。今シーズンの東京コレクションにおいて一際目立った異端的なショーであったことは間違いなく、会場から溢れるほどに押し寄せた観客らは〈BlackEyePatch〉が醸す独特の空気感に完全に飲み込まれていた。
まずはとにかく上のフォトギャラリーより開演前のバックステージやリハーサルの様子、ひと味違った目線で切り取った〈BlackEyePatch〉2018年春夏コレクションショーの裏側をチェックしてみよう。
併せて、同じくスペシャルプログラム“AT TOKYO”の一環として開催された〈TOGA(トーガ)〉2018年春夏コレクションショーの舞台裏の様子もチェック。
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Source: HYPE BEAST