アメリカ・ニューヨークの都市交通局(MTA)は現行のメトロカードによる運賃決済システムを廃止、“Apple Pay”をはじめとする非接触カードを利用したシステムを導入することを10月23日(現地時間)に発表したばかりだが、今回は新たなデザインのメトロカード2種類のリリースが発表された。
そのデザインを手がけたのは、コピーライターなどの経験を生かして短く力強い言葉とグラフィックで政治やセクシャリティ、消費社会などの問題を批判するアート作品で知られるニュージャージー出身の芸術家、Barbara Kruger(バーバラ・クルーガー)。〈Supreme(シュプリーム)〉の赤いボックスロゴの元ネタ作者でもあり、彼の代名詞ともいうべき赤に白字のFutura Bold Obliqueフォントで1991年のKrugerの作品 “Untitled (Questions)”、“Whose Values?”から引用した言葉がプリントされている。このスペシャルなメトロカードは50,000枚の数量限定で、11月1日(現地時間)よりニューヨーク市内のメトロの駅『Queensboro Plaza』、『Broadway-Lafayette Street』、『East Broadway』、『116th Street(B/C)』の4駅限定で発売されるとのこと。まずはそのストリートカルチャーにも通ずるカードデザインを上からチェックしてみよう。
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Source: HYPE BEAST