古代ローマ人が着用した衣服、トーガに敬意を評したものづくりを続けて早20年。古田泰子は今の〈TOGA(トーガ)〉を伝えるべく、12年ぶりに東京でランウェイを開催した。舞台は、黒川紀章が設計した『国立新美術館』。2018年春夏コレクションでは、首元をざっくり露わにした大胆なカッティングシャツや、縫製から生まれるシワでアクセントを与えたプリーツワンピースなど色気のある非構築的なアイデアと共に、格式高き英国のテーラー文化も独自解釈され、性差とファッションの可能性を超越したショーの構成に会場全体が飲み込まれた。
『HYPEBEAST』は〈TOGA〉の精巧なクリエイションを紐解くべく、開演前のバックステージの撮影許可を得た。是非、洋服を異なる角度から捉えた上のフォトセットとともに今一度ランウェイを振り返り、古田氏が今回の東京開催に込めたメッセージを汲み取ってみてはいかがだろうか。
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Source: HYPE BEAST