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20世紀を代表するアメリカ人建築家 Frank Lloyd Wrightによる幻の建築『Oasis Arizona Capitol（オアシス アリゾナ キャピトル）』が、3D設計技術を駆使して具現化された。手がけたのはスペイン人建築家 David Romero（デイヴィッド・ロメロ）。アメリカ・アリゾナ州の国会議事堂としてデザインされた『Oasis Arizona Capitol』は、遡ること1957年にFrank Lloyd Wrightが20年間過ごしたアリゾナ州へ感謝の意を示すべく500万ドル（約5億2,159万円）で設計を提案。しかし「煌びやかすぎる」「膨大な費用をかけることになる」といった声が上がったため、実現には至らなかった。「フランク・ロイド・ライト財団（Frank Lloyd Wright Foundation）」によると、議員の中にはデザインを“oriental whorehouse（東洋の売春宿）”と称した人もいたという。アリゾナ州の砂漠にオマージュを捧げた同建築物のコンセプトデザインからは、異国情緒に溢れたボヘミアンスタイルの装飾を施した外観や日差しが差し込み神秘…
