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オランダの「World Press Photo Foundation(世界報道写真財団)」が主催する、2020年の“World Press Photo(世界報道写真展および世界報道写真コンテスト)”の受賞者が発表された。同コンテストの受賞作品を展示する“世界報道写真展”は、1955年にオランダのアムステルダムで「世界報道写真財団」が発足し、翌年から始まったドキュメンタリー/報道写真の展覧会。毎年、その年の1月~2月にかけて、主に前年に撮影された写真を対象にした“世界報道写真コンテスト”が開かれ、十数人からなる国際審査員団によって選ばれた入賞作品が同写真展の作品として、世界中約120会場で展示される。第63回となる今年は、125の国と地域から4282人のフォトグラファーが参加。73,996点に及ぶ応募作品の中から、“現代社会の問題”や“環境”、“一般ニュース”、“スポーツ”などの8部門において、24カ国44人の受賞が決定。このうち、“一般ニュース”部門でノミネートされていた『AFP通信』のカメラマン 千葉康由の作品が大賞を受賞。日本人の大賞受賞は、41年ぶり4人目となる。“Straigh…