HYPE BEAST
フランス出身のストリートアーティストJR(ジェイアール)は、『Brooklyn Museum(ブルックリン・ミュージアム)』で開催中の大規模展覧会“Chronicles”を記念して、アメリカ・ニューヨークのドミノパークに巨大な新作壁画を制作した。建築事務所「LOT-EK」と協力し制作された本作は、50フィート(約15.24メートル)を超える高さを誇り、バックには三角形状に積まれた輸送用コンテナが鎮座する。壁画部分では、ウィリアムズバーグ橋とエンパイア・ステート・ビルディングというニューヨークを象徴する建築物を背景に、“ビッグアップル(ニューヨーク市の愛称)”の5つのエリアで撮影された、同市在住の1,000人以上の写真がコラージュ的手法で再構築され、アートに昇華されている。銃規制、女性の権利、移民などの世界規模でタイムリーな問題を提示するアーティストとして知られるJRだが、この最新プロジェクトでは、世界中のマイノリティなコミュニティおよび個人に可視性を与えることを目的としているようだ。上のフォトロールより、圧巻の巨大壁画の全貌をチェックしてみよう。『HYPEBEAST』がお届けするその他…