和の大家とも称される巨匠建築家の隈研吾が、1967年に開園したオレゴン州の『Portland Japanese Garden(ポートランド日本庭園)』の拡張プロジェクトを完遂した。数年間にわたる工事が続いていた隈氏の手がけた3棟の日本式の建築物も完成し、日本の芸術や文化の魅力が凝縮された文化的な場所に。
その3棟の中で最大の『The Jordan Schnitzer Japanese Arts Learning Center(ザ ジョーダン シュニッツァー ジャパニーズ アーツ ラーニング センター)』にはギャラリー、多目的教室、ギフトストア、図書館が設けられ、一方ガーデンハウスでは園芸のワークショップが実施されるとのこと。3棟それぞれが環境性能評価システムのLEED認定されており、排水を避け雨水を吸収するよう屋根を緑化。庭園には植物、低木などを多く取り入れることで健康的な土壌や良質な空気を備えた環境を作り出した。隈氏は「生態学的に責任のある、環境を意識したデザインは我々のアプローチにおいてとても大切なことです」とコメントしている。フォトギャラリーと下のプレーヤーより、海外において最高峰の日本庭園と評される庭園の様子と隈氏のデザインをチェックしてみよう。
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Source: HYPE BEAST