HYPE BEAST
〈CHANEL(シャネル)〉の2020年春夏コレクションのランウェイに、突如謎の人物が乱入するという前代未聞の珍事が発生した。事件が起きたのは、ショーのフィナーレ。〈CHANEL〉風のツイードジャケット&スカートを着用した女性が客席からキャットウォークに飛び乗り、モデルたちの間に割り込んで、闊歩しはじめたのだ。モデルを気取った歩き方は観客の目にとまり、一時会場は騒然。列を乱し、カメラの前でポーズまで取り出す始末だったが、最終的にはランウェイに参加していたモデルのGigi Hadid(ジジ・ハディッド)がスマートに外へと追いやり、撃退することに成功した。彼女の正体は、Marie S’Infiltre(潜入者マリー)の異名で知られるコメディアンで、YouTube登録者数も22万人を超える人物。先日は〈Etam(エタム)〉のランジェリーショーにも乱入し、Cindy Bruna(シンディ・ブルーナ)の後ろを歩く自身の姿をInstagramに投稿していた。潜入者マリーの行いは、奇行以外の何物でもない。ランウェイはブランド関係者はもちろん、その他多くの協力者がいてこそ完成するもので、ファッションの…