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【今日のフイナムズ】ボボズなトロピカルショーツ。

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フィナム

間もなく次号『フイナム・アンプラグド vol.10』の制作がはじまります。創刊号は2014年。思えば遠くまで来たもんだ、とは海援隊の楽曲の一節ですが、10号目ともなると感慨深いものがあります。 あらためて、僕らが掲げる“ヒップ”とは何か。それは着飾るより自分自身のスタイルがあること。ハンサムであることより内面が充実していること。ブルジョアだけどヒッピーのような生活を好むボヘミアンでもある。キャデラックよりもプリウスが、ラスベガスでの豪遊よりロッキー山脈での家族キャンプが、ミシュランの三ツ星レストランより友人たちと楽しむ近所のおしゃれなビストロがかっこいいという価値観。言葉で説明するならこんな感じ。 このショーツは1960年代にイギリス海軍が亜熱帯地域で着用していたショーツ。生地はコットンで、しっかりとした硬さも残るドリルツイル織り。しかもデッドストック。ゆったりしたシルエットも最高。洗いざらしのリネンのシャツに少しくたったパナマハット。そして足元にレザーサンダルを合わせれば、今夏のブルジョアボヘミアンスタイルの完成です。ぜひお試しあれ。 Text_Jun Nakada フイナムズ ht…
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