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カタルーニャ独立により現実味を帯びてきた“欧州スーパーリーグ設立”の可能性

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今、フットボールシーンはその歴史において最も難局を迎えていると言っても過言ではないだろう。その契機となる出来事が、スペインからのカタルーニャ独立。そして、それは過去に『HYPEBEAST』でもご紹介した“欧州スーパーリーグ設立”に繋がる可能性があるのだ。

スペイン北東部の地中海岸に位置し、交通の要衝として栄えた古都・カタルーニャ。EUによる憲法違反の警告やスペイン政府の介入を受けながらも、強行した住民投票では全体の約9割から賛成票が集まり、報道では10月9日(現地時間)にも独立宣言を行う見込みだ。そこで一番注目が集まるのは、Lionel Messi(リオネル・メッシ)ら擁するバルセロナの去就。リーガ・エスパニョーラはカタルーニャが独立に踏み切った場合、同チームを含むカタルーニャのクラブを追放すると宣言している。

では、渦中のバルセロナはどうするのだろうか。候補のひとつに越境してのリーグ参加が挙げられている。カタルーニャのスポーツ大臣を務めるGerard Figueras(ジェラール・フィゲラス)はすでにその可能性を名言しており、プレミアリーグ、セリエA、リーグ・アンなどの名を挙げた。だが、その有力候補であるプレミアリーグは、現在放映権の分配問題にビッグクラブが苦言を呈しており、強豪がこぞって離脱することが危惧されている。そこで現実味を帯びてくるのが、冒頭で触れた欧州スーパーリーグの設立だ。欧州スーパーリーグとは、強豪チームのみを集めたより競争力のある新たな大会のこと。リーガからはバルセロナの他に、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、セビージャいった上位陣に参加の可能性があり、プレミアリーグからもマンチェスターの両クラブやチェルシー、アーセナル、リヴァプールといったリーグの顔が参戦を検討している。

もちろん、現段階では噂や可能性の話しだが、バルセロナのラ・リーガ離脱が欧州スーパーリーグ設立を後押しするエッセンスであることは間違いなく、各国リーグから強豪チームがこぞって脱退すれば、リーグ単体の魅力と競争力低下は免れようがない。少し前までは机上の空論だった構想が現実味を帯び、フットボールシーンは目を背けることのできない状況に直面しかけている。

バルセロナのリーガ離脱、そして欧州スーパーリーグの設立について、読者のみなさんはいかがお考えだろうか。

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Source: HYPE BEAST

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