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連載「憧れの逸品」No.93 ジル サンダーには不変のミニマルがある。

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フィナム

3月、〈ジル サンダー(JIL SANDER)〉はバッグとレザーグッズに特化した常設店舗を伊勢丹新宿店本館1階にオープンした。 ルーシー&ルーク・メイヤー夫妻が手がける新生〈ジル サンダー〉の実力を知ろうと思えば、この店に一度は足を運んだほうがいい。 ソフトかつ構築的なフォルムでブランドコンセプトを体現したといわれる「エンベロープ ボックス」、帽子をモチーフにした「ソンブレロ」、アーカイブを蘇らせた「トゥーティー」──ミニマルの代名詞であるブランドのアイデンティティを損なわず、巧妙にアップデートした姿が見られるはずだ。 それはここで紹介するレザーグッズのコレクションも例に漏れない。ステッチレスに象徴される削ぎ落としたデザインと天然素材ならではの有機的なフォルムの融合には思わずため息がもれること請け合い。 私事で恐縮だけれど、初のイタリア旅行でかさばるのも厭わず自分のために買ったシューズが〈ジル サンダー〉だった。ブラックカーフで覆われたラウンド・シェイプの外羽根は、ミニマルの極みだった。新作のレザーグッズはそのときと同等か、それ以上の感動を与えてくれた。 Neck Keyring 各¥…
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