HYPE BEAST
〈UNDERCOVER(アンダーカバー)〉の高橋盾が新たなメンズコレクションを提げ、再びパリへと帰ってきた。前回のコレクションでは20世紀を代表する映画監督の一人、Stanley Kubrick(スタンリー・キューブリック)の作品より、『2001年宇宙の旅』からインスピレーションを受けた近未来感のある世界観を披露。そして、今季もその巨匠に着想を得て、読者の中にもファンの多いであろう、管理社会を舞台にしたSF映画『時計じかけのオレンジ』をテーマに掲げている。 ランウェイのBGMにはサウンドトラックから楽曲が採用され、ショーは会場を横切るレーザービームとマスクをつけた3人のモデルの登場からスタート。ルックからはMalcolm McDowell(マルコム・マクダウェル)演じる不良少年の主人公アレックスを度々と彷彿とさせるほか、一部アイテムには映画のワンシーンを切り取ったものが落とし込まれている。 また、本ランウェイでは〈Nike(ナイキ)〉との新たなコラボレーションも複数足お披露目。〈Nike ACG〉のようなテクニカルなアッパーにReact Element(リアクト エレメント)のソールを…
続きを読む>>UNDERCOVER 2019年秋冬コレクションは『時計じかけのオレンジ』がメインテーマ