イチローが日本で開催される来季のMLB開幕戦で、再び選手としてチームに復帰する可能性が高まっている。MLBシーズン最多安打記録保持者の天才は、今季途中から登録を抹消され、スペシャルアシスタントアドバイザー（会長付特別補佐）として契約を結び、これまでとは違う角度からチームに帯同。数々の偉業を打ち立ててきた選手だけに、一部では#51の登録抹消が引退への布石とも騒がれていたが、GM会議に参加したシアトル・マリナーズのJerry Dipoto（ジェリー・ディポト）が取材の中でイチローの来季の登録メンバー入りを示唆した。
しかし、開幕戦でメンバー入りを果たしても、それがシーズンを約束するものではない。『CBS』の報道によると、マリナーズにはチーム再建のオプションがあり、中堅やベテラン選手をトレード要員に若返りを試みる計画があるとのことで、GMのDipotoも「アメリカ帰国後のことは未定」と明言を避けている。そのため、イチローがマリナーズを退団する可能性も危惧されているが、イチローは球団と“生涯契約”を結んでいるため、その経験を活かして一新したチームの育成面で一役買うことになるというプランも考えられるだろう。
何より、野球ファンにとって、イチローの姿を再び日本で見れるほどの喜びはないはず。マリナーズ対アスレチックスのMLB開幕戦は、2019年3月20日（水）に『東京ドーム』で開催。動向を見守りつつ、ひとまずは来年のキャンプ入りを待つとしよう。
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Source: HYPE BEAST
