史上最高のファンタジスタロナウジーニョの銀行残高がわずか780円に……

Ronaldinho（ロナウジーニョ）は現役時代、リーガ・エスパニョーラ、UEFAチャンピオンズリーグ、FIFAワールドカップの制覇に加え、FIFA年間最優秀選手やバロンドールの受賞と、チーム/個人タイトルを欲しいがままにしてきた稀代のファンダジスタであるが、その華々しい現役時代から一変、引退後は苦しい生活を送り、現在は借金地獄という窮地に立たされている。

スペイン紙『MARCA』の報道によると、ブラジルの裁判所はRonaldinhoから2億ユーロ（約260億円）にもおよぶ債務の支払いが未だにないことを理由に、パスポートを無効化。そして、銀行残高を調査したところ、何と口座にわずか6ユーロ（775円）しか預金がなかったという。そもそも、これは彼とその兄弟の自然保護区域における違法建築が原因。だが、裁判所は彼のライフスタイルや〈Nike（ナイキ）〉からシグネチャーモデルが販売されていることなどを考慮すると、それにふさわしい収入があってもおかしくはないと考えている。これについて、Gaúcho（ガウショ）はスポンサー契約の話し合いで日本や中国に旅行していたと説明。もし仮に一時的なものだとしても、サッカー王国・ブラジルが産んだ天才の預金残高が1,000円以下とは、嘘でも聞きたくなかった話しである。

なお、Ronaldinhoは11月17日（現地時間）にフランクフルトでフレンドリーマッチの開催を予定しているが、パスポートがないとなると……。

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