米自動車界を牽引する「General Motors(ゼネラル モーターズ)」が、本格的に軍事供給ビジネスの再開を試みているようだ。その証明として、同社は一度畳んだ防衛部門を再度設立し、元米軍高官をチームに招聘した。
『Automotive News』の報道によると、「GM」はJohn Charlton(ジョン・チャールトン)少将を、ワシントンに拠点を置きながら軍用車両とPentagon(ペンタゴン)のシステム開発・製造を行う「GM Defense LLC」のトップに任命したという。Charlton少将は米軍34年の大ベテランで、イラクやアフガニスタンにも駐屯し、最近では装置の開発・調達の重役を担っていたほか、アメリカ統合参謀本部の統合戦力開発部門で初の次長を務めた過去を持つ人物。「GM」の軍用プロジェクトの中には、2年前に明かされた「Chevrolet(シボレー)」のピックアップトラックColorado(コロラド)を水素動力で走行させるZH2プログラムなどが存在し、すでに始動に向けて万全の体制を敷いているという。
「GM」の本気度は間違いないが、軍事車両提供の話しはさておき、このフロントからボディの中部にかけてグラデーションするようにカモフラ柄を纏ったColoradoは、純粋にプロダクトとして男性諸君の心をくすぐるのではないだろうか。そんな重厚感があり、走破性にも長けた最高級のオフロード車両のデザインを是非、上のフォトギャラリーより堪能してみてほしい。
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Source: HYPE BEAST