きれいな木目とワックスが塗られた体育館のフロア。遠い昔の記憶の人も、つい最近まで親しんでた人もいるでしょう。そんな誰しもが青春時代を思い出す体育館のフロアが、「アクメ ファニチャー(ACME Furniture)」の手によって家具へ生まれ変わります。プロジェクトの名は「THE GYMNASIUM」。
ことの発端は昨年の夏、デザインや商品開発を行う合同会社「BLUE ON BLUE」より、解体が決まっている体育館の素材を使用し、何かできないかという相談からスタート。そこから〈アクメ ファニチャー〉のスタッフが現地に足を運び体育館の床を確認すると、床材に使用されていたのは綺麗な色に経年変化した、やさしい肌触りが特徴のチェリー材。これをファクトリーに持ち帰り、自社職人による手作業で家具として再構築。新たな命を吹き込みました。
この木目と体育館に引かれていたラインが、なんともノスタルジックな気分にさせてくれますよね。すべての商品に限りがあり、早いもの勝ちです。
また、この新プロジェクトの始動を記念し「アクメ ファニチャー自由が丘店」ではポップアップショップを開催。初日には「BLUE ON BLUE」の代表ジーリン・シューさんをはじめ、実際にカスタムを行った職人が在店します。
家具としてのクオリティはもちろん折り紙つき。ぜひこの機会に一家に一体育館、いかがでしょうか?
Text_Keisuke Kimura
THE GYMNASIUM POP UP SHOP
期間:9月22日(土)〜10月8日(月)
場所:ACME Furniture 自由が丘店(東京都目黒区自由が丘2-17-7)
電話:03-5731-9715
acme.co.jp
Source: フィナム