北欧周遊、そして芸術の街プラハを過ぎ去ったファッションウィークが、いよいよカルチャーの震源地として名高いロンドンへと上陸。さすがは世界4大ファッション都市、会場前にはトレンドに敏感な業界人たちが集まり、オフランウェイは“個性”で溢れかえっていた。
今季はいつにも増して、モードとパンク、ストリートが混在。しかし、本拠地である〈Burberry(バーバリー)〉や〈JW Anderson(ジェイダブリュー アンダーソン)〉を筆頭に、〈Balenciaga(バレンシアガ)〉や〈Prada(プラダ)〉、〈Dior(ディオール)〉、〈Gucci(グッチ)〉、〈FENDI(フェンディ)〉といったラグジュラリーブランドの人気は、既述の欧州各都市を遥かに凌ぐものだった。また、現代的なエッジの効いたコーディネートからノームコア調にシンプルにまとめる人に至るまでの着飾りの幅、さらにはタータンチェックやフローラル、カモフラージュといった柄物の豊富なバリエーションを汲み取ると、ストリートやファッションそのものに対する自由度と寛容性はさらに増していき、トレンドという概念そのものが一層広義なものになっていく可能性さえ感じる。
発見の多かった2019年春夏のロンドンファッションウィーク。新たな刺激とヒントを求め、是非上のフォトギャラリーから現地のオフランウェイの様子をチェックしてみてはいかがだろうか。
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Source: HYPE BEAST