アメリカの青春映画『アメリカン・スリープオーバー』、さまざまな暗喩に満ちたホラー映画『イット・フォローズ』。たった2本で、次回作が待望される人気映画監督へとなった、デヴィッド・ロバート・ミッチェル。三作目となる『アンダー・ザ・シルバーレイク』が10月13日(土)から全国公開されます。
〜STORY〜
“大物”になる夢を抱いて、L.A.のシルバーレイクへ出てきたはずが、気がつけば職もなく、家賃まで滞納しているサム。ある日、向かいに越してきた美女サラにひと目惚れし、何とかデートの約束を取り付けるが、彼女は忽然と消えてしまう。もぬけの殻になった部屋を訪ねたサムは、壁に書かれた奇妙な記号を見つけ、陰謀の匂いをかぎ取る。折しも、大富豪や映画プロデューサーらの失踪や謎の死が続き、真夜中になると犬殺しが出没し、街を操る謎の裏組織の存在が噂されていた。暗号にサブリミナルメッセージ、都市伝説や陰謀論をこよなく愛するサムは、無敵のオタク知識を総動員して、シルバーレイクの下にうごめく闇へと迫るのだが―。
フイナム編集長の小牟田もこちらのブログの通り、期待大の本作。
10月4日(木)に行われる、試写会に5組10名様を招待します。
応募方法は、件名に「シルバーレイク」と記入し、氏名、メールアドレス、電話番号を明記のうえ、9月20日(木)正午までに[presents@rhino-inc.jp]へメールをお送りください。当選者の発表は、当選者へのメールをもってかえさせていただきます。
オタク青年サム(アンドリュー・ガーフィールド)は、陰謀論や都市伝説の知識を総動員して、だれも気づかない暗号やサブリミナルメッセージを読み解いて、シルバーレイクの裏側へと迫ります。ストーリーだけ読むと、非常にシリアスではありますが、アンドリュー・ガーフィールドが持つ独特なキャラクターせいなのか、美しい映像のせいなのか、予告編から感じるのは、どこか気の抜けた空気感。そのためか、この陰謀は、サムの勝手な思い込みなんじゃないのか、という可能性もどこか捨てきれません。
そして、シルバーレイクのゆるやかな雰囲気とシリアスな陰謀論のミスマッチも、どんな化学反応を引き起こすのか、非常に気になります。果たしてエンディング、はどんな形になるのか。
こと映画好きであれば、この監督の作品はチェックすべきでしょう。美しく、ポップな美術にも注目です。
Text_Shinri Kobayashi
『アンダー・ザ・シルバーレイク』試写会
組数:5組10名さま
日程:10月4日(木)18:30開場 19:00上映(140分/R-15)
※上映場所(港区内某所)など、詳細は当選者にのみお知らせします。
『アンダー・ザ・シルバーレイク』
10月13日(土)公開
監督:デヴィッド・ロバート・ミッチェル(『イット・フォローズ』)
出演:アンドリュー・ガーフィールド、ライリー・キーオ ほか
http://gaga.ne.jp/underthesilverlake/
Source: フィナム