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スキーマ建築計画が設計したサウナと睡眠に特化したカプセルホテル『℃』をご紹介

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ユーモラスなイマジネーションで訪れた人々を感動させる空間を作り出す「スキーマ建築計画」が設計した『(ドシー)』は、サウナと睡眠に特化した新たなトランジットサービスである。フィンランドが発祥と言われるサウナは、日本では温浴施設のおまけのような存在として位置づけられながら、その価値を知る一部の愛好者の間では日本独特の様式に解釈しながら発展しているのだ。

その『9h ninehours(ナインアワーズ)』の系列ホテルが、恵比寿店に引き続き、五反田店をオープン。従来のカプセルホテルのイメージを払拭する『℃』は、むき出しになった木材とコンクリート、その景観に沿った無機質なインテリアが内装デザインの特徴で、シャワールームとサウナエリアをつなぐスペースは、防水のために床から壁まで透明なFRP(繊維強化プラスチック)を採用。『℃』ではサウナは本場フィンランドに倣い、室内は高めの90℃前後に定温管理しながら、熱したサウナストーンに自身でミント水をかけてじんわりと蒸気浴を楽しむロウリュを体験することができる。また、クールダウンには水風呂ではなく、体にまとわりつくように水流を制御した水の柱が頭上から流れる「TOTO」のウォームピラーを、冷水専用にコントロールして用意しており、水風呂ではなく、ベンチに腰掛けながらリラックスしてクールダウンをすることが可能なのだ。

地下が旧公衆浴場だった五反田店は、地理的要因を考慮して男性顧客専用とのこと。プロサウナーの方のサウナ素人の方も、是非『℃』の洗練された空間の中で、血管の拡張・収縮が繰り返されて体の芯を温め、爽快なリフレッシュ感を体感してみてはいかがだろうか。

スキーマ建築計画」が手がけたその他の建築プロジェクトは、こちらから。

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Source: HYPE BEAST

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