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Nike が “Just Do It” 30周年のキャンペーン広告に渦中の NFL 選手 コリン・キャパニックを起用

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Nike(ナイキ)〉の革命的スローガン“Just Do It”は、2018年に生誕30周年を迎えた。そして、同社はそのキャンペーン広告のメインビジュアルにNFL選手、Colin Kaepernick(コリン・キャパニック)を起用することを発表。

元サンフランシスコ・49ersのKaepernickといえば、2016年シーズンに黒人をはじめとした有色人種に対する差別や警察の暴力に抗議するため、試合前の国歌斉唱中に起立することを拒否、代わりに片膝を立てる“Taking A Knee”というムーブメントを巻き起こしたクォーターバック。

この行為に対し、Donald Trump(ドナルド・トランプ)米大統領は「アメリカ国旗を冒涜した輩をフィールドから追い出し即刻解雇しろ!」という旨の発言をするなど大炎上。2018年5月にはリーグが国歌斉唱中にひざまずく行為を全面禁止に。Kaepernickは、2017年3月に49ersとの契約を終了して以来、現在までどのチームとも契約に至っておらず、自身の抗議行動を理由に各チームのオーナーたちが契約を拒んでいるとしてリーグ側を提訴している。

今回〈Nike〉が発表した同キャンペーンのビジュアルでは、Kaepernickの顔写真と共に“Believe in something, even if it means sacrificing everything(何かを信じろ。たとえそれが全てを犠牲にするとしても)”という力強いメッセージが添えられている。

「ESPN」によると、〈Nike〉北米担当の副社長・Gino Fisanotti(ジノ・フィサノッティ)は、「Colinはこの世代における最も影響力のあるアスリートの1人で、世界を前進させるためにスポーツの力を利用してきた」と述べているとのこと。また、今回のエンドースメント契約では、Kaepernickの名を冠したシューズやアパレルラインが展開される模様。今キャンペーンにはKaepernick以外にも、NBAロサンゼルス・レイカーズのLeBron James(レブロン・ジェームズ)やテニス界からSerena Williams(セリーナ・ウィリアムズ)らが起用されている。

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Believe in something, even if it means sacrificing everything. #JustDoIt

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Source: HYPE BEAST

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