北欧での巡業を続けるファッションウィークがコペンハーゲンに引き続き、今度はストックホルムへと上陸。スカンディナビア諸国において、スウェーデンの首都がパリに匹敵するほどの洗練された感覚を持ち合わせた地であることは、2018年秋冬のストリートスナップでも証明されたわけだが、雪解けを迎えた今の季節は、90年代後期のストリート感と2000年初頭のデザイナーズブーム再来の雰囲気が入り混じる、非常に見応えのあるオフランウェイだった。
それでも〈Balenciaga(バレンシアガ)〉や〈Raf Simons(ラフ シモンズ)〉の根強い人気は今季も継続で、その他ではWu-Tang Clan(ウータン・クラン)のデニムパンツ、ヘヴィメタルのコンサートTシャツ、和をモチーフにした開襟シャツなどの個性的なアイテムを多数確認。また、フットウェアではYEEZY 500、Yung-1、〈Eytys(エイティーズ)〉のAngel、〈Buffalo London(バッファロー ロンドン)〉といったボリュームのあるスニーカーのトレンドが残る一方、〈Timberland(ティンバーランド)〉や〈Dr.Martens(ドクターマーチン)〉に象徴されるブーツの人気再燃が伺える。
そんな感度の高いストックホルムの業界人の姿をとらえたフォトセットは、上のフォトギャラリーから。あわせて、コペンハーゲンの地で敢行した2019年春夏シーズンのストリートスナップもお見逃しなく。
Click here to view full gallery at HYPEBEAST.JP
Source: HYPE BEAST