つい先日、全世界中のストリートヘッズが待望するルックブック&各カテゴリ毎のアイテムビジュアルが発表され、一躍シーンの話題を掻っ攫った〈Supreme(シュプリーム)〉の2018年秋冬コレクション。アウターやTシャツ、キャップ類などといったアパレルアイテムが注目を集めるのは言わずもがなだが、毎季それらにも負けず劣らずの注目度を誇るのがユニークなプロダクトたちがラインアップするアクセサリー群だ。
現時点では、〈Supreme(シュプリーム)〉が2018年秋冬シーズンに送り出すアクセサリーアイテムとしてマウンテンバイク、ボックスロゴフーディーを身にまとったティディベア、鍵盤ハーモニカ、電子スケール、ラジコンカー、脚立などといったアイテムが発表されているが、本稿ではそのラインアップの中でも異彩を放つ“インフラタブル・チェア”に焦点を当ててご紹介。
“インフラタブル・チェア”と言われてもそれがどんなモノか良く分からない方も多いだろうが、簡単に説明すると、浮き輪のように空気を入れて膨らませて使うイスのこと。今回〈Supreme〉は発表したこのポッテリとした丸みを帯びたデザインは、実は〈Supreme〉がイチからデザインしたものではなく、1960年代には既に存在していたデザインであり、Jonathan De Pas、Donato D’Urbino、Paolo Lomazziという3名のデザイナーによって生み出されたものだ。当時このPVC製のインフラタブル・チェアはそのデザインのキャッチーさが受け、“史上初の大量生産品のインフラタブル・チェア”として現在も一部のコレクターから絶大な支持を集めている。ちなみに、1967年製のインフラタブル・チェアは、オークション上で1,600ドルを超える価格で取引されている。まずはそれらのデザインを上のフォトギャラリーからチェックしておこう。
Webサイトの『SupremeCommunity(シュプリームコミュニティ)』が行った〈Supreme〉2018年秋冬コレクションにラインアップするアイテム毎の人気アンケート調査の結果もお見逃しなく。
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Source: HYPE BEAST