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Chance the Rapper がサンプリング音源に関する著作権問題で訴えられる?

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とあるミュージシャンとニューヨークを拠点とする弁護士が、今年2月に開催された第59回グラミー賞の授賞式にて3冠を達成したスターMCのChance the Rapper (チャンス・ザ・ラッパー)を著作権侵害で提訴するという注目の(珍?)事件が勃発。

音楽ストリーミングサービス上における無料配信のみという形で音楽を発表するインターネット発の次世代ラッパーとして今や世界中の音楽ファンを魅了するChanceだが、今回その著作権問題が取り沙汰されたのは彼が2012年にリリースしたミックステープ『10 Day』内に収録されている1曲“Windows”であり、提訴した側の訴えは「ChanceがLonnie Liston Smith(ロニー・リストン・スミス)による1980年リリースの楽曲“Bridge Through Time”の音源を“Windows”内でサンプリングとして無断使用した」というもの。ちなみに今回問題となった“Windows”が収録されているミックステープ『10 Day』は、Chance the Rapperの名を一躍ヒップホップシーンに広めた作品であり、彼が高校3年生のときに受けた10日間の停学処分期間中に制作した楽曲をまとめた出世作であり、今回サンプリング元として問題となった“Bridge Through Time”はJAY-Zが過去に自身の楽曲内でサンプリング音源として使用したことでも知られている。

まだその訴訟内容の詳細などは明らかにされていないが、訴えを起こした弁護士は「今年の5月からChance the Rapperと話し合いのため連絡を取ろうとしているが、彼はその著作権を侵害している“Windows”に対して何もアクションも起こそうとしない」とのコメントを発表。ヒップホップシーンにおいて度々話題となる“サンプリング”と“無断使用”問題だが、今回勃発したこのトラブルは今後どのように発展していくのだろうか。

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Source: HYPE BEAST

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