〈OMEGA(オメガ)〉や〈Breguet(ブレゲ)〉、〈Hamilton(ハミルトン)〉らを擁する「Swatch Group(スウォッチ グループ)」が、来年3月に開催予定の世界最大級の時計/宝石見本市「Basel World 2019」への出展取り止めを表明した。
スイスの地元紙『NZZ』のインタビューに対し、最高経営責任者のNick Hayek(ニック・ハイエック)は、「SNS等のネットメディアの普及によって情報の発信や拡散が消費者を動かすことが多くなり、見本市のPR効果が薄れてきたからだ」とコメント。近年では〈Hermès(エルメス)〉や〈BREITLING(ブライトリング)〉のように老舗ブランドのフェア撤退も深刻化しており、出展ブランドも最盛期に比べ半分以下にまで落ち込んでいる。時計業界における「Swatch Group」の立ち位置は偉大なものであり、最悪の場合は「Basel World」中止も考えられるとのこと。ひとまず各方面からのアップデートを待ちつつ、世界最大の時計宝飾フェアの存続を願っておこう。
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Source: HYPE BEAST