開幕まであと1週間を切った「2018FIFAワールドカップ ロシア」。読者諸君も4年に一度のフットボールの祭典に向け、次第に気持ちが高ぶってきたのではないだろうか。
我らが日本代表はというと、予期せぬ監督交代劇から、先日行われた「キリンチャレンジカップ2018」では主力を欠くガーナ代表に0-2と完敗。しかし、香川真司を投入した後半開始直後には前半では見られなかったオフェンスオプションも見られ、90分の戦いの中で課題と現段階での強みの両面が明らかに。それでも、完成度という点では疑問符が残るというのが筆者の正直な意見である。
では、サッカー発祥の地であるイギリスメディアは、現状の日本代表を客観的にどのように評価しているのだろうか。『The Sun』は、日本代表が所属するグループHの展望を予想。グループHはポーランド、セネガル、コロンビア、そして日本という構成だが、『The Sun』は初めに「もっともオープンなグループ」という見解を前置きしている。2014年大会ではコロンビアがベスト8と躍進したものの、Robert Lewandowski(ロベルト・レヴァンドフスキ)、Sadio Mane(サディオ・マネ)、香川真司と各国に世界レベルのプレーヤーが存在。しかし、その中でもJames Rodriguez(ハメス・ロドリゲス)、Radamel Falcao(ラダメル・ファルカオ)、Davinson Sanchez(ダビンソン・サンチェス)らを要するコロンビアが最も首位突破の可能性が高いと推測しているようだ。肝心の日本はというと……8倍のオッズで最下位の評価。だが、先述した香川とともにレスターで高い評価を受ける岡崎慎司がチームに化学反応をもたらせば、サプライズは起こりうると述べている。
蓋を開けてみないとわからない、これがサッカー業界における常套句だ。6月19日(火)の第1戦でコロンビアから勝ち点3をあげれば、『The Sun』のプレビューは一気に覆る可能性もある。注目の初戦に備えて、こちらから国を背負って戦うサムライブルーの勇姿を追ったドキュメンタリー“勝色MOVIE / THE NEW STORY”を振り返り、今一度国民が一丸となって日本代表にエールを送ることが、我々のできる唯一無二のバックアップなのではないだろうか。
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Source: HYPE BEAST