
ロメリア、2026年
孤児の10代が映画製作者になる過程で、親の過去についての真実を明らかにする半自伝的な新作ドラマ
カルラ・シモンによる新作ドラマ
「記憶は複雑だ」とカルラ・シモンはAnOtherに語る。「実際に起こったことを覚えているわけではない。前回その出来事を覚えたときのことを覚えているのよ」。39歳の監督が3作目にして、幼少期の思い出と密接に結びついていることで既に有名である。2017年のデビュー作『サマー1993』は、エイズで両親を亡くしたカルラ・シモン自身と同じく、6歳の少女の成長を描いた半自伝的な作品だった。2022年の『アルカラス』でベルリンで金熊賞を受賞した後、シモンは『サマー1993』の続編的な作品として、2004年を舞台にした18歳の少女がエイズで亡くなった両親について描いた『ロメリア』を制作した。「両親についての記憶を再構築できないというのが私の悩みだった」とシモンは語る。「この映画が私に気づかせてくれたのは、自分で創り上げることができるということだ。映画はその機会を与えてくれる。これは今や私の記憶なのだ」と話す。

