現代サッカー界にはLionel Messi(リオネル・メッシ)、Cristiano Ronaldo(クリスティアーノ・ロナウド)という二大巨頭が日の目を見がちだが、Andrés Iniesta(アンドレス・イニエスタ)は間違いなく、歴史上で最も優れたプレーヤーの一人である。その稀代のマエストロは、今季限りでユース時代から過ごした心のクラブ、バルセロナの退団が規定路線に。無論、32歳になった今でもトップクラスの実力に陰りが見えることはなく、多くのクラブが獲得に関心を示していたが、最近では中国スーパーリーグの重慶力帆が新天地の有力候補とされていた。
だが、同クラブの蒋立章会長が「Iniestaが重慶力帆に加入すると噂されているが、我々は合理的な投資をすると度々主張してきた。我々はAndres Iniestaとパートナーシップを締結する可能性があるが、選手として加入するわけではない」とし、獲得を否定。そこで次なる有力候補として現実味が増してきたのが、ヴィッセル神戸である。ヴィッセルはバルセロナと同じく、「楽天」がメインスポンサーを務めるクラブで、各スポーツメディアは年俸を32億円と推測。しかし、どうやらヴィッセルとIniestaの契約には、サッカーとは関係のないオプションが含まれるようだ。『Sports Illustrated』によると、もしIniestaがヴィッセルに加入した場合、ヴィッセルは彼が所有するワイナリー「Bodega Iniesta(ボデガ・イニエスタ)」をサポートすることになるという。
果たして、Iniestaが日本国内のフットボールラバーたちの前で絶品のパスを披露する日はやってくるのだろうか。今夏の移籍市場はいつも以上に目が離せない。
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Source: HYPE BEAST