7年振りとなる売上高1兆円を突破した大手ゲームメーカー「任天堂」だが、ここにきて不測の事態が起きた。同社の躍進にも大きく貢献している大ヒットゲーム機、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)に搭載される「NVIDIA」の組み込みプロセッサー“Tegra”に欠陥があるため、かなりのレベルでハッキング可能であることが判明してしまった。
凄腕ハードウェアハッカーのKatherine Temkin(キャサリン・テムキン)と同機の仕組み解明を目的とするハッキング集団ReSwitchedは、この脆弱性を“Fusee Gelee”と命名し、「ユーザーや任天堂が手持ちのデバイスの脆弱性を修正することは不可能である」と指摘。すでにコンセプト実証コードなども公開されており、ハッカーが悪用すればプロセッサーのbootROMを保護するロックアウト操作が行われる前に、BPMP(ブートパワーマネージメントプロセッサー)を制御することが可能とされてしまうとのこと。「NVIDIA」や「任天堂」にはコンタクトを取ったものの、この一件に対する両社からの折り返しはまだ確認できていないと発表している。なお、Katherineらハッカーは6月15日(現地時間)に詳しい情報公開を予定しているので、引き続き注目していきたい。
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Introducing our new, revolutionary technology for Nintendo Switch modification. Welcome to SwitchX PRO. Coming soon. pic.twitter.com/d3xGawrW1u
— fail0verflow (@fail0verflow) April 23, 2018
In utterly, completely unrelated news, here’s a sneak peak at a totally brand new Zelda game coming soon to Nintendo Switch. pic.twitter.com/5FwyBX7L1y
— fail0verflow (@fail0verflow) April 23, 2018
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Source: HYPE BEAST